【人生設計】お金の相談をするのに手ぶらで行こうとしていませんか?

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 先に言っておくと、手みやげのことではないですよ。

 さっそくファイナンシャルプランナーさんのところで相談しようと出かけた時に、手ぶらで窓口に腰かけていませんか?それだと小1時間ほどの相談時間でまともな相談はできません。

 今まで経験したことがないライフイベントに直面した時に、どれだけのお金がかかるのか?貯金で間にあうのか、ローンが必要か?などの相談材料は必須だと思ってください。

 これから夫婦になるお二人には、将来の資金計画をより具体的に、目に見えるようにしてしてから相談窓口のドアをたたくように強くおすすめします。

目次

目標の設定:一般的な20代男性の場合

 20代男性の資金計画を策定するにあたり、一般的な目標設定と具体的な計画を立てていきましょう。


 以下に、資金計画のための目標設定と具体的な行動計画のステップを示します。

短期的目標(1年以内)

  • 緊急資金の確保:
     生活費の3〜6ヶ月分を貯蓄することを目指します。これにより、予期しない支出や収入の減少に備えることができます9
  • 月々の支出管理:
     家計簿をつけて、毎月の収入と支出を把握し、無駄な支出を削減することを目指します。具体的には、食費や娯楽費などのカテゴリごとに予算を設定します9

中期的目標(1〜5年)

  • 教育資金やスキルアップ:
     自己投資として、資格取得や専門学校への通学などに必要な資金を計画します。例えば、年間で10万円を教育資金として積み立てることが考えられます1
  • 旅行や大きな買い物:
     旅行や車の購入など、大きな支出に向けた貯蓄も重要です。具体的には、旅行費用として年間20万円を貯めるために、毎月約1.7万円を積み立てる計画を立てます9

長期的目標(5年以上)

  • 住宅購入資金:
    将来的に住宅を購入するための資金計画も考慮します。例えば、頭金として300万円を5年で貯めるためには、毎月5万円ずつ貯蓄する必要があります9
  • 老後資金の準備:
    若いうちから老後に向けた資産形成も重要です。例えば、iDeCoやNISAなどの制度を利用して、長期的に投資信託などで運用することが考えられます5

具体的な行動計画

  1. 家計簿の作成:
    毎月の収入と支出を記録し、どこで無駄遣いが発生しているか分析します。
  2. 自動積立口座の設定:
    短期、中期、長期それぞれの目標に応じた口座を開設し、自動で積み立てる仕組みを作ります。
  3. 投資信託や株式投資:
    資産運用について学び、小額からでも投資を始めることで、将来的なリターンを狙います9
  4. 定期的な見直し:
    半年ごとに目標達成度や支出状況を見直し、必要に応じて計画を修正します。

 このように、20代男性が資金計画を策定する際には、明確な目標設定と具体的な行動計画が不可欠です。

 これによって、自身の経済状況を把握しながら着実に目標達成へ向けたステップを踏むことができます。

具体的な資金計画

1. 収支の把握

 まず、現在の収入と支出を正確に把握することが重要です。

  • 平均的な20代男性の年収:
  • 20~24歳:約277万円
  • 25~29歳:約393万円[1]
  • 平均的な月の手取り:
  • 20~24歳:約18万円
  • 25~29歳:約26万円

2. 支出の管理

 一般的な支出の目安:

  • 家賃:収入の30%以下
  • 食費:収入の20%程度
  • 光熱費・通信費:収入の10%程度
  • 交際費:収入の10%程度[6]

3. 貯蓄目標の設定

 20代の平均貯蓄額は約179万円ですが、これを目標にするのではなく、自身の収入に応じた目標を立てましょう[8]。

  • 目安:月収の20%を貯蓄に回す
  • 20~24歳:月3.6万円(年間約43万円)
  • 25~29歳:月5.2万円(年間約62万円)

4. 具体的な資金計画

  1. 緊急資金:
  • 目標:3~6ヶ月分の生活費
  • 例:月の支出が15万円の場合、45万円~90万円
  1. 自己投資:
  • 目標:年収の5%程度
  • 例:年収300万円の場合、年間15万円
  1. 結婚資金:
  • 目標:300万円~500万円(30歳までに)
  • 毎月の積立額:2.5万円~4.2万円(5年間で達成の場合)
  1. 住宅購入の頭金:
  • 目標:購入予定価格の20%程度
  • 例:3,000万円の物件の場合、600万円
  • 毎月の積立額:5万円(10年間で達成の場合)
  1. 老後資金:
  • 目標:2,000万円(60歳までに)
  • 毎月の積立額:2.3万円(35年間で達成の場合)

5. 投資の検討

 長期的な資産形成を目指す際に、投資信託やNISA(少額投資非課税制度)の活用は非常に有効な手段です。

 これらの制度を利用することで、税金の負担を軽減しながら資産を増やすことが可能になりますが、同時にリスクを理解し、自己責任で行動することが重要です。

 まず、NISAについて説明します。

 NISAは、株式や投資信託などから得られる利益が非課税となる制度で、2024年から新しいNISAが導入されます。

 この新NISAでは、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの枠が設けられています。

 つみたて投資枠では年間120万円まで、成長投資枠では年間240万円まで非課税で投資でき、合計で生涯1,800万円までの非課税保有限度額があります1719

 次に、投資信託についてです。

 投資信託は、多くの投資家から集めた資金を専門家が運用する金融商品であり、リスク分散が図れるため初心者にも適しています。

 特に、つみたてNISAで購入できる投資信託は、金融庁によって厳選された商品であり、長期・積立・分散投資に適したものが多いです20

 これにより、少額からでも始めやすく、長期的な視点での資産形成が期待できます。

 しかしながら、これらの制度にはリスクも伴います。

 特に投資信託は元本保証がないため、市場の変動によっては元本割れの可能性があります。

 また、NISA口座内で発生した損失は他の課税口座との損益通算や繰越控除ができないため、注意が必要です1720

 したがって、自身のリスク許容度を理解し、無理のない範囲で投資を行うことが求められます。

 最後に、長期的な視点で考えることが重要です。

 複利効果を最大限に活用するためには、早期に始めて長期間運用することが理想的です。

 特に若い世代は時間を味方につけることで、大きなリターンを得る可能性があります1819

 このように、NISAや投資信託を活用することで効率的な資産形成が可能ですが、その際にはリスクを十分に理解し、自分自身の責任で行動することが不可欠です。

6. 定期的な見直し

 半年に1回程度、計画の進捗状況を確認し、必要に応じて調整を行いましょう。

 この資金計画は一例であり、個人の状況や優先順位に応じて調整が必要です。無理のない範囲で継続的に実行できる計画を立てることが重要です。また、専門家のアドバイスを受けることも検討してみてください。

引用文献:
[1] https://www.kakehashi-skysol.co.jp/media/post-4071/
[2] https://doda.jp/guide/heikin/age/
[3] https://www.saisoncard.co.jp/credictionary/lifestyle/article067.html
[4] https://www.resonabank.co.jp/kojin/column/toshin/column_0003.html
[5] https://my-best.com/articles/1245
[6] https://enechange.jp/articles/20s-bachelor-living-cost
[7] https://www.homes.co.jp/cont/rent/rent_00309/
[8] https://www.cr.mufg.jp/mycard/knowledge/22041/index.html
[9] https://www.smbc-card.com/nyukai/magazine/fremaga/money/savings_twenties.jsp
[10] https://www.saisoncard.co.jp/credictionary/lifestyle/article054.html
[11] https://www.bk.mufg.jp/column/events/newlife/0017.html
[12] https://www.77bank.co.jp/financial-column/article35.html
[13] https://money-career.com/article/21

収入と支出の分析

 20代男性の収入と支出の関係について分析していきます。

収入の分析

 20代男性の平均年収は以下のようになっています:

  • 20〜24歳:約277万円(月収約23万円)
  • 25〜29歳:約393万円(月収約33万円)

ただし、これは平均値であり、業界や企業規模、学歴などによって大きく異なります。

支出の分析

 20代男性の一般的な月間支出は約13〜15万円程度です。主な内訳は以下の通りです:

  1. 家賃:5〜7万円(収入の30%以下が目安)
  2. 食費:3.5〜4.5万円
  3. 光熱費・通信費:1〜1.5万円
  4. 交通費:0.8〜1万円
  5. 交際費:1〜1.5万円
  6. その他(衣服、日用品など):1〜2万円

収支バランスの分析

  1. 20代前半(20〜24歳):
  • 平均月収:約23万円
  • 平均支出:約13〜15万円
  • 収支差:約8〜10万円
  1. 20代後半(25〜29歳):
  • 平均月収:約33万円
  • 平均支出:約15〜17万円(生活水準の向上により若干増加)
  • 収支差:約16〜18万円

20代男性の資金計画について

  1. 貯蓄の可能性:
    20代前半でも月に5〜8万円程度、後半では10〜15万円程度の貯蓄が可能です。ただし、これは平均値であり、個人の状況によって大きく異なります。
  2. 生活水準の調整:
    収入が平均を下回る場合、家賃や食費、交際費などを調整することで、収支バランスを保つことができます。
  3. キャリアアップの重要性:
    20代後半になると収入が大幅に増加する傾向があります。スキルアップやキャリア形成に投資することで、将来的な収入増加が期待できます。
  4. 資産形成の開始:
    20代のうちから、余剰資金を投資信託やNISAなどで運用し始めることで、長期的な資産形成につながります。
  5. ライフプランニング:
    結婚や住宅購入などの将来の大きな支出に備えて、計画的な貯蓄を行うことが重要です。

 収入と支出のバランスを適切に管理し、将来を見据えた資金計画を立てることが、20代男性の健全な財務状況につながります。個人の状況に応じて、優先順位をつけながら支出を調整し、可能な限り貯蓄や投資に回すことをおすすめします。

引用文献:
[1] https://asiro.co.jp/media-career/55882/
[2] https://pico.inc/career/income-avg/
[3] https://talentsquare.co.jp/career/average-income-20s/
[4] https://my-best.com/articles/1245
[5] https://enechange.jp/articles/20s-bachelor-living-cost
[6] https://www.homes.co.jp/cont/rent/rent_00309/
[7] https://www.navinavi-hoken.com/articles/living-expenses-breakdown
[8] https://www.bk.mufg.jp/column/others/b0050.html

 このフレームワークで具体的な行動計画を作成し、夫婦で協力して目標達成を目指すことが大切です。特にファイナンシャルプランナーさん(保険外交員等を含む)とお話しする際に重宝するのが家計管理に必要なツールです。

 簡易的な自己診断サイトや以下のような資産管理ツールで、事前にシミュレーションしたもので相談するのがよいでしょう。限られた時間内により具体的で密度の濃い相談をすることができるでしょう。

 最近ではショッピングセンター内などに保険関連の窓口ができていたりします。また意外に居住地の近隣に出張して下さるファイナンシャルプランナーさんやFP資格取得者の保険外交員などもいらっしゃるので、よく調べて相談してみることをおすすめします。

 

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